りゅう枚方どうぶつ病院です。
この度、猫のFIP(猫伝染性腹膜炎)の治療薬(モルヌピラビル(製品名:ラゲブリオカプセル200mg))
を導入いたしました。
FIPは、多くの猫が持っている「猫コロナウイルス」が体内で突然変異を起こし、
強い炎症や重篤な症状を引き起こす致死性の高い病気です。
お腹や胸に水(腹水や胸水)がたまり、お腹が膨らむウェットタイプ(滲出型)と
腎臓や肝臓、脳、眼などに炎症やしこりができ、神経症状(麻痺など)や目の濁りが現れる。
ドライタイプ(非滲出型)とがあります。
症状としては、発熱、元気消失、食欲不振、体重減少。1歳未満の子猫や若い猫、稀に老猫にも発症します。
ストレスや免疫力の低下などをきっかけに突然変異して発症します。
FIPという病気自体が他の猫にうつることは基本的にありません。
ただし、原因となる通常の猫コロナウイルスは糞便などを介して感染することがあります。
かつては「不治の病」とされ、発症すると数日〜1ヶ月ほどで命を落とすことがほとんどでした。
しかし近年では、有効な抗ウイルス薬や治療法が開発され、寛解(症状が治まった状態)
を目指せる病気に変わってきています。
を目指せる病気に変わってきています。
治療の投薬期間は少し長いですが、治療後、元気になった猫ちゃんの最近では多いです。
愛猫に元気や食欲がない、お腹が膨らむなどの異変が見られた場合は、進行が早いため、
当院へ早急にご連絡ください。
当院へ早急にご連絡ください。

りゅう枚方どうぶつ病院
院長 獣医師 村尾俊亮


